【牛の経口補液の比較】カーフライトS・クイックショットタブ・グロースチャージ牛用

子牛が下痢になったりした場合、牛用の経口補水液を給与する方も多いですね。

子牛が水様下痢をしている場合は、水とともに塩分(ナトリウムなど)も失われていきますから、経口補液で水分やナトリウムを補給してあげます。

牛用の経口補水液にも色々ありますが、私が良く聞かれるのが「カーフライトS」「クイックショットタブ」「エフィドラル」「グロースチャージ牛用」の違い、どれがオススメなのか、ということです。

この記事では、私の備忘録も兼ねて、牛用の経口補水液について比較して紹介します。

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    カーフライトS

    カーフライトSは、ゼノアック(日本全薬)の動物用医薬品経口補液剤です。

    電解質(塩化ナトリウム、塩化カリウム)とブドウ糖、酢酸ナトリウム、グリシン(アミノ酢酸)が配合されています。

    子牛1頭に対して、1回量1服用量(約48g)を2Lの微温湯に溶かして使う、とのことです。

    小袋に入っていますね。

    エフィドラル

    エフィドラルは、ゾエティスの経口補液剤(発泡錠)です。知名度はありますが、在庫限りで販売終了となることが決まっています。(残念)

    クイックショットタブ

    牛用の経口補水クイックショットタブ

    クイックショットタブは、合同会社日本IMIの栄養補給サプリメントです。クイックショットタブはA飼料で、水に溶かして使います。(1Lの水に1錠(20g)を入れる)

    エフィドラルが販売終了となるため、代わりにクイックショットタブを使うという方もいますね。(エフィドラルのジェネリック、のようなイメージです。)

    賦形剤に乳糖水和物多めに使用しているため、嗜好性については今のところ全く問題ないと言われています。

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    グロースチャージ牛用

    牛用の経口補水グロースチャージ

    グロースチャージ牛用も、合同会社日本IMIの粉末タイプA飼料の栄養補給サプリメントです。

    脱水補正と代謝促進をサポートしてくれ、価格が安く続けやすいことが特徴です。生後すぐの子牛から成牛まで、長く使えます。

    グロースチャージ牛用は粉末タイプなので、2Lの水に対して40~80g混合して使います。


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    牛用の経口補水液を比べてみる

    どの牛用の経口補水液を使うかについては、次の観点から比べてみる方が多いです。

    • 動物用医薬品なのかA飼料なのか
    • 小分けなのか計量なのか
    • 価格

    「カーフライトS」「クイックショットタブ」「グロースチャージ牛用」について、それぞれ比べてみましょう。(「エフィドラル」は販売終了なので割愛します)

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      動物用医薬品なのかA飼料なのか

      経口補液が動物用医薬品なのかA飼料なのかは、1つ目のポイントです。

      動物用医薬品A飼料
      カーフライトSクイックショットタブ
      グロースチャージ牛用

      どちらを使うかについては、獣医師さんとも相談して良いかもしれません。

      人間で例えると、医薬品を使うか、OS-1を使うか、ポカリスエットを使うか、ということですね。

      小分けなのか計量なのか

      小分けになっているのか、計量が必要なのかは、使い勝手に影響します。

      小分け計量
      カーフライトS
      クイックショットタブ
      グロースチャージ牛用

      カーフライトSは、1回1袋です。クイックショットタブはタブレットなので、1回1錠入れるだけで簡単ですね。

      グロースチャージ牛用は粉タイプなので、2Lの水に対して40~80gを計量しなくてはなりません。計量が面倒くさい、という方もいるので、この点も経口補液を選ぶポイントになります。(ただ、グロースチャージ牛用が一番安いです)

      価格

      さて、牛用の経口補水液を選ぶ際は、価格についても気にしたいところです。

      カーフライトSは、谷口商会では扱っていません。農家さんに聞くと、1回130円くらいという方が多いですね。

      クイックショットタブ(タブレットタイプ)は、谷口商会での販売価格は約17円/1回(1L)です。

      グロースチャージ(粉末タイプ)は、谷口商会の販売価格で20.2円~40.4円/1Lです。

      結論:使い勝手と価格から選ぶ人が多い

      結論として、牛用の経口補水液でどれが一番オススメ!ということはありません。肌感とすると、使い勝手と価格から選ぶ人が多いですね。

      計量の手間はありますが、グロースチャージ(粉末タイプ)が最も安い経口補水液ではあります(谷口商会で販売している経口補水液で最安)

      軽量不要で使い勝手が良い経口補水剤は、クイックショットタブです。実際の現場では、クイックショットタブが最も便利かもしれません。

      嗜好性などが気になる方は、サンプル提供についても対応しますので、お気軽にお問い合わせください。

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